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 ●オススメの1枚
ワナダイズの次は彼らかも知れない。私にとってエッグストーンでもなく、カーディガンズでもなく(トーレ・ヨハンソンは凄いけど)、ポプシクルだった。爆音度、泣きメロ度共に申し分ないです。


POPSICLE. DISCOGRAPHY
text by denim
1.lacquer
(1993 Telegram)
@Hey Princess APopcorn BUndulate CHow Come We DPale Honey EIrreplaceable FShe GTemplate HTrue IA Song Called Liberty JBird KSandy LSlow
<Players >No Credit
“轟音”な時代が産み落としたスウェーデン産ギターポップバンド、ポプシクルのデビューアルバム。スウェディッシュ・ポップを日本でブレイクさせたのは間違いなくトーレ・ヨハンソン(&タンバリンスタジオ)であり、カーディガンズでありクラウドベリージャムだったが、当地スウェーデンでギターポップと言えばワナダイズだった。このポプシクルもワナダイズと同じくらいのメロディセンスを持っており、ワナダイズ好きは買って間違いない。彼らのアルバムの中で最も轟音なのがこのアルバムである。DPale Honey、GTemplateがオススメ。

2.Abstinence
(1994 Telegram)
@Mayfly ASunkissed BMake Up CStep Inside My Mind DCould Be EHistrionics FPrussian GSpaniel HDiving Bell I9 JJoin My Stream KSoul Lacquer Drug LSmooth* MSoft*
<Players >No Credit
落雷のような爆音ギターで始まる@MayflyからスウィートなASunkissedへ続く、ポプシクルのセカンドアルバム。“爆音ギター+泣きメロ”というと他にもありそうだが、彼らのメロディは独特で○○風という感じがしない所が良い。また全編が爆音ギターな訳ではない。FPrussianのように優しい歌もあれば、途中にブルース・スプリングスティーンのボーン・トゥ・ランのギターフレーズが飛び出すEHistrionicsなど、盛りだくさんな内容。ワナダイズ好きは買うべし!
I9も泣きメロ度がかなり高い名曲です。

3.POPSICLE.
(1996 Telegram)
@Good With Us ANot Forever BSpeed It Up CPlease Don't Ask DThird Opinion EUse My Name FSadly Missing GAmerican Poet HA Song Ago ISoft JPower Ballad#1* KPower Ballad#3*
<Players >G/Vo.-Fredrik Noberg, G/Vo.-Andreas Mattsson, Dr.-P-A Wikander, B.-Arvid Lind
彼らにとって爆音ギターは、只の表現手段のひとつに過ぎなかったと思わせるサードアルバム。ANot ForeverやEUse My Nameがイカス。それにしてもこのバンドは元々曲が書けているだけに、じわじわと持ち味を発揮してきている。このアルバムには“突き抜けた泣きメロ”はないが、肩の力が抜けた楽曲が多く実にのびのびとやっているような印象を受ける。

4.Stand Up And Testify
(1997 Waner Music Sweden)
@I Don't Feel It AThe Price We Pay BTrain Across The Bridge CVibtant Days DStory Of My Life EBy The Time I Get To Understand You FDry Spot GThat Was Summer HGenuine ISnow In July JThe Sweetest Relief KNoise Annoys LJust Lust MLipstick NWhy Can't I Touch It? OSomething's Gone Wrong Again
<Players >G/Vo.-Fredrik Noberg, G/Vo.-Andreas Mattsson, Dr.-P-A Wikander, B.-Arvid Lind
やはりポプシクルはブリティッシュ・テイストであると感じさせる第4作。 CVibtant Daysは、ハウス・マーティンズやビューティフル・サウスがフェイバリットなカナダのバンド“ベアネイキッド・レディース”が作る曲のようだ。別に曲が似ている訳ではなく“空気感”が似ているのだ。EBy The Time I Get To Understand Youのように実に堂々と“ポプシクル”らしさを聴かせてくれる曲が多い。このアルバムにも“突き抜けた泣きメロ”はないが、どの曲もスウィートで適度にハードで、間違いなくポプシクルは私のフェイバリットだと思わせてくれる。



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